Einmal 対談(第8弾)井上裕美子・竹内春揮「色々な音が聞こえてきたり、香りまで漂うような演奏」

Einmal 対談 第8弾

第6弾は、永島聡美さんです、まだご覧になられていない方は、ぜひご覧ください。

本サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。

Einmal Project(以下本プロジェクト)を立ち上げ、代表を務めさせていただいております、稲垣 悠一郎(いながき ゆういちろう)と申します。

この対談の趣旨は、奏者やメンバーのみんなとの対談を通して、Einmal がどのような団体であり、何を目的に活動しているのか、ということを少しでも多くの人に知っていただきたいと思いから対談させて頂いております。

第1弾は、指揮者・佐久間 一平(さくま いっぺい)氏

第2弾は、渡邉 彩恵香(わたなべ さえか)さん

第3弾は、染村 成実(そめむら なるみ)さん

第4弾は、杉山 祐一(すぎやま ゆういち)さん

第5弾は、三浦 稔史(みうら としふみ)さん

第6弾は、小原 和花子(こはら わかこ)さん

第7弾は、永島 聡美(ながしま さとみ)さん

と対談させて頂きました。

本日は、ちょっと豪華です(笑)

ピアノの井上 裕美子(いのうえ ゆみこ)さん、そして、ヴァイオリンの竹内 春揮(たけうち はるき)さんと3人で対談させて頂きます1

稲垣
それでは、よろしくお願いします!

井上
よろしくお願いします!
竹内
お願いします!

稲垣
実はこの3人、大学生時代からの友達なんですが、井上さんと竹内くんは、今年の4月にご結婚されました!本当におめでとう!(パチパチパチパチ)

井上
ありがとうございます!

竹内
ありがとうございます!

稲垣
まず、僕と井上さんが同じ大学内で知り合い、たまたま大学オケに参加していた竹内君が、僕がサークルを作るにあたって、参加してくれて、知り合った、という感じだよね?

井上
そうそう、そもそもはるきとは大学も違うし、音楽をやってたからこそ出会えた存在だね!

稲垣
音楽って、やっぱ、いいですね()同じ趣味っていうのもそうだけど、何かこう、感じとかも合うもんね。実際、2人はクラシックもだけど、好きなジャンルの音楽があるんだよね?

竹内
ゲーム音楽ですね笑

井上
ゲーム音楽笑
ドラゴンクエストのオーケストラ(すぎやまこういち指揮)行くくらい好きです(笑)
特にドラゴンクエストとファイナルファンタジーの音楽が好きで、さらに言うとファミコン時代のピコピコ音がたまらなく好きです。
旦那と耳コピして合わせたりするくらいには好きです。

稲垣
大学の文化祭の時にも2人で、ゲーム音楽メドレーなんてやってたのをふと思い出した(笑)ところで、今回は、お2人で一緒に弾いてもらうことはないけれども、井上さんがピアノを弾く上で、大事にしていることって何かしら?

井上
ピアノの良さは、あらゆる音を表現する可能性があることだと思います。そして、他の楽器に比べて、音域が広いので音として表現できない物はほぼないと言っても良いと思います。
ピアノは、小さい子供でも、年をとった方でも、猫でも、誰でも簡単に音を鳴らすことができる楽器。音を鳴らすだけではなく、どのような音を創りたいか考えていく楽しみもある楽器だと思う。

稲垣
弾いてみた動画でも圧倒的にピアノが多いもんね。僕はピアノは、誰でも音は出るかもしれないけど、どう音を作って行くかは逆に難しい楽器なのかなって思ってます。それだけ奥が深い楽器ですよね。今回、名曲喫茶ミニヨンのコンサートを提案してくれたのは、名曲喫茶巡りが趣味なお二人からの提案でしたねw

井上
そうなんです!名曲喫茶巡りが好きすぎなんです!
関東地方の名曲喫茶をたくさん紹介している本があって、それを見ながら1つずつ制覇しています。
一度行ったところは基本的に忘れないので、ある程度の希望(場所、リクエストの可否、店主の人柄、メニューなど)を言ってもらえればおすすめを紹介できるレベル(笑)
まだ行けていないところがあるので誰か行きましょう。店主と顔見知りになったところもぽつぽつと。
あとは仕事で車に乗るようになったので、ドライブの楽しさにも目覚めつつある。

竹内
バロック音楽流しながら一緒にドライブしてたよね(笑)。今時の若者とは思えない(笑)

稲垣
バロック流しながらドライブとかめっちゃ楽しそう(笑)2人は、クラシック音楽について、どんなところが魅力だと思いますか?音楽の一回性について絡めながら・・・

井上
音楽の一回性については、難しい、、、その瞬間を全員で分かち合うこと、だと思う。一回性ということを意識していない奏者が多いので、適当にやって感動もなにもない、ということが多いような気がします。中学時代、コーラス部でコンクールに出たときに、「一音入魂」と言われていたけど、まさにそれを守っていきたいと思っています。
あとは、某マンガで、「作曲者の意志は絶対だ!」という台詞もあり、作曲者の伝えたいことと、私たちの表現や気持ちと、それを聴いてくれる聴衆の気持ちが一体化することで、感動が生み出されるのだと思う。

竹内
クラシック音楽は、国だけでなく時代をも超えてコミュニケーションがとれるツールであると思いますね。

稲垣
時代をも超えるってなんかわかる気がするな・・・現代の走者が当時のことを想いながら演奏することで、コミュニケーションをとっていると考えれば、こんなに神秘的なことはないね・・・!

井上
ただ演奏するだけではなく、作曲家の人生や当時の状況、時代背景についても勉強すると、より良い演奏ができると思います。大学の卒論はベートーヴェンについて執筆しましたし、実際ウィーンをはじめとするヨーロッパにも行きました!

竹内
実際、私はクラシックというか、音楽をやっていてよかったなともう瞬間がありました。カフェでボーイングだったり、音楽の話をしてたら、帰り際にとなりに座ってたおばちゃんに、「私バイオリンの音とても好きなんだよね(^^) これから練習なんですか(^^) 頑張ってくださいね(^^)」と声をかけてもらえました。やっぱりこういうときに、嬉しくなりますね。
井上
私も、旅行先でピアノをふらっと演奏したことがあって、通りがけの方に、お金をいただいたというようなこともありました。何かこう、音楽って人と人をつなげたり、感謝の気持ちだったり、尊敬の気持ちが自然と湧いてくるような存在だと思っています。

稲垣
カフェで声かけられたり、全然知らない人からそうやって応援していただいたり。こんなにも幸せを感じる瞬間ってないよね。僕にとって、音楽をやっていてよかったなと思う瞬間は演奏会とかで、聞いてくれた人たちから、よかったよとか、ここが素晴らしかったとか、いろんな評価を受けているとき。もちろんいい評価だけでなく、悪い評価も。自分の成長を感じることができるから、そこも音楽の良さかなと思います。では少し話を変えまして、今回演奏するドビュッシーのピアノトリオについてお話を聞かせてください。

井上
今回演奏するドビュッシーのピアノトリオ第3楽章は、非常に穏やかな、慈愛に満ちあふれた曲。まさに天に昇るようなイメージです。そんな音(天に昇ったことないけど…)が出せたらいいなと思います。

稲垣
ありがとう。では、はるきくん。ドボルザークの弦楽セレナーデについて、何かエピソードある?笑

竹内
実は職場にずっと、流れていた時期がありました(笑) 妙に親近感を感じてしまいましたね(笑)奏者のいろんな想いを曲に表現できたらと思います。

稲垣
ありがとう^^ 今日は、お二人と対談と少しイレギュラーな回でした!ありがとうございました!

井上 裕美子 / Yumiko Inoue
4歳よりピアノを始める。中高時代コーラス部で伴奏を務め、大学では中央大学クラシックピアノ同好会と中央弦楽四重奏団に所属。ソロ演奏に加え、連弾を始めとするアンサンブル活動にも力を入れた。社会人になってからも精力的に音楽活動を続ける。これまでに、佐藤早苗、野牧幹代各氏に師事。

出演するコンサート:名曲喫茶ミニヨン(2018年11月17日)

竹内 春揮/Haruki Takeuchi

竹内 春揮 / Haruki Takeuchi
7歳よりヴァイオリンを始める。大学では中央大学管弦楽団、中央弦楽四重奏団に所属。社会人になってからは、中野弦楽アンサンブルでコンサートマスターを務める。ゲーム音楽が好きで、演奏だけでなく、編曲にも熱心に取り組んでいる。

出演するコンサート:杉並公会堂小ホール(2018年12月22日)

備考:弦楽アンサンブルセカンド

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