Einmal 対談(第4弾)コントラバス 杉山祐一 「違うと思っていたものが一つにつながる」




Einmal 対談 第4弾

第3弾は、染村成実さんと対談させていただきました! ご覧になっていない方はぜひこちらの対談もご覧ください。

Einmal 対談(第3弾)運営(ヴァイオリン)染村成実「楽しいことを全力で表現したい」

2018.08.03

本サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。

Einmal Project(以下本プロジェクト)を立ち上げ、代表を務めさせていただいております、稲垣 悠一郎(いながき ゆういちろう)と申します。

この対談の趣旨は、奏者やメンバーのみんなとの対談を通して、Einmal がどのような団体であり、何を目的に活動しているのか、ということを少しでも多くの人に知っていただきたいと思いから対談させて頂いております。

第1弾は、指揮者・佐久間 一平(さくま いっぺい)氏

第2弾は、渡邉 彩恵香(わたなべ さえか)さん

第3弾は、染村 成実(そめむら なるみ)さんと対談させて頂きました!

第4弾は、コントラバス奏者の杉山 祐一(すぎやま ゆういち)さんと対談させて頂きました!

稲垣
それでは、杉山さん、よろしくお願いいたします!
杉山
よろしくお願いします!
稲垣
杉山さんとは、以前の九段教会コンサートで初めてお会いして、僕の印象は、「コントラバスなのに、めっちゃ音聞こえる!」でした笑 それだけ、杉山さんのリズム感、テンポ感が伝わってきて、なんて弾きやすいんだ・・・と感動しておりました・・・! 杉山さんは、コンバスのどんな点に魅力を感じていますか?
杉山
低音の楽器としての可能性の高さはやっている人からするととても魅力的です。クラシックやジャズなどとても多くのジャンルに対応できるのもとても楽しいところです。
稲垣
なるほどです、では、そんなコンバスパートで、ここはこだわりたい!というところはありますか??
杉山
今回自分が参加するドボルザークの弦楽セレナーデは5楽章あるのですが、1楽章から4楽章まで冒頭にコントラバスが出てきません。
自分はこのコントラバスのいない部分を大事にしたいと思います笑
そもそもクラシックで弦楽器のアンサンブルというと、弦楽四重奏がもっとも一般的だと思います。が、その編成は、2台のバイオリンとヴィオラ・チェロで、コントラバスはいません。
ある意味で、弦楽四重奏の編成はこれはこれで一つの完成されたかたちになっています。が、その編成が今回の弦楽アンサンブルの大きさになって初めてコントラバスが登場します。
稲垣
いや、もうなんかお考えが尊すぎてすごいですw(語彙力) 確かに、コントラバスは弦楽四重奏では登場しない楽器ですもんね・・・。
杉山
はい。しかし、コントラバスが入ることによって、アンサンブルの音域も1オクターブ近く広がり、また弦楽四重奏の時はベースの役割を担っていたチェロが対旋律を奏でたり、ヴィオラと一緒に伴奏に回ったりできるようになったりと、音楽の幅がグッと広がると思っています。
各楽章のコントラバスのいない冒頭の弦楽四重奏のような響きと、その後、そこにコントラバスが入ったことによって音楽が広がっていく様を表現できればなと思っています。

稲垣
杉山さんのコンバスは、多分、聴いている人皆が幸せになるコンバスだと思っています、僕は、杉山さんのコンバスをイチオシにしたいですね(笑)杉山さんの演奏はライブ感があって、好きです(笑)
杉山
やっぱり大事なのは、練習でどれだけ音楽を探求できて、本番でどれだけはっちゃけられるかというところにあると思います。私が言うこのはっちゃけるが、もしかしたら稲垣さんの言う「ライブ感」なのかもしれません。
稲垣
なるほどですね。先ほど、ジャズとクラシックという話が出てきましたが、クラシック音楽の良さはどこにあると思いますか?
杉山
他のジャンルにない良さとしては、演奏者の思い、以外に作曲者の考えが、演奏に強く入ってくることでしょうか。
違う時代の思いが、姿や解釈は少しづつ変わりながらも受け継がれて演奏されていくのはとても面白いと感じます。
稲垣
そうですね、そこは、クラシックが誇るクラシックの良さですね! 一方で、杉山さんは、普段はジャズバンドのコンバス奏者として活躍されているとお聞きしましたが、本当ですか?(笑)
杉山
本当です(笑)普段はサイボウズという会社でプログラマーとして働いています。そして、週末や平日の夜に、ジャズバンドのメンバーとしてストリートやレストランやバーで演奏させていただいております。

稲垣
めっちゃ充実してますね、なんか、僕の考える理想の生活に近いです(笑)このジャズバンドのこと、もう少し詳しく教えて頂きたいです!
杉山
MASH弦楽団というバンドでジプシージャズと言う、フランスのジャズを弦楽器のみの編成で演奏しています。このバンドではストリートライブを中心に行っているのですが、ストリートライブでは毎回違うお客さんを相手にすることになるので、まさに音楽の一回性をひしひしと感じています。
稲垣
おお、ここで、音楽の一回性ですね!
杉山
ストリートライブでは素通りされる方が多いですが、それでも立ち止まってくれる方もたくさんいらっしゃってくれて、その場で投げ銭をいただけたり、CDを買っていただけたり、するのはとても嬉しく、またありがたく感じています。ストリートで知り合って、僕たちのライブに常連としてきていただける方もいて、そういう一回性からのつながりを大事にしたいなとバンドでも話しています。
こういうことをしているので、Einmal で目指しているお客さんが感じた価値を対価としていただく、というところにはとても共感しています笑
稲垣
僕はストリートライブというものをやったことがないので、わかりませんが、全然知らない人と音楽をきっかけに結びつくというのは、どのジャンルの音楽を演奏していたとしても、素敵なことだなと思います! では、クラシックやジャズの初心者の方へ向けて、杉山さんの考える、音楽の楽しみ方を教えてください!

杉山
クラシックもジャズも、楽しみ方は自由だと思うので、どちらの音楽にも実際に触れてもらって確かめてもらいたいなと思います!
クラシックもジャズも怖いとか難しいと言うイメージを持っている方が多いようなので。。。
何かしら楽器をされている方には、ぜひ違うジャンルの音楽を初めてもらいたいです!
一つのジャンルを特化して極めていく、というのもプレイスタイルとしていいとは思うのですが、
実際にはジャズやクラシック、それ以外のジャンルの音楽でも共通することはとても多いので、違うと思っていたものが一つにつながる、そういったところをぜひ体験してもらいたいです。それによって、自分の音楽の幅も広がると思います。
稲垣
ジャンルの違う音楽を弾いてみるっていうのは確かに面白いですね、僕もジャズバイオリンに興味が出てきました(笑)
杉山
おお、ぜひ挑戦してみるのもいいんじゃないでしょうか!
稲垣
(割とガチで始めちゃうかも・・・)杉山さんのコンバスは、今回は杉並公会堂小ホールのコンサートのみですが、今後、ぜひ、シューベルトのます や モーツアルトのセレナータ・ノットゥルナで演奏をご一緒したいです!
杉山
ぜひ、やりましょう!!とりあえず、杉並のドボルザークの弦楽セレナーデですね(笑)
稲垣
はい、本日はとてもお忙しい中、ありがとうございました!
杉山
ありがとうございました!

杉山 祐一/Yuichi Sugiyama

杉山 祐一 / Yuichi Sugiyama
高専でコントラバスに出会い、京都大学に編入後、同大学交響楽団コントラバスパートの首席を務める。現在はマヌーシュジャズ(ジプシージャズ)バンドのMASH 弦楽団のベースを担当。同バンドの1st アルバム「キノコ狩りMASH Django Sessions」、2ndアルバム「キニナルキノコ」がApple music, Amazon musicなどで配信中。

出演するコンサート;杉並公会堂小ホール(2018年12月22日)

弦楽アンサンブルコントラバス首席




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