Einmal 対談 第7弾
第6弾は、小原和花子さんです、まだご覧になられていない方は、ぜひご覧ください。
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本サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。
Einmal Project(以下本プロジェクト)を立ち上げ、代表を務めさせていただいております、稲垣 悠一郎(いながき ゆういちろう)と申します。
この対談の趣旨は、奏者やメンバーのみんなとの対談を通して、Einmal がどのような団体であり、何を目的に活動しているのか、ということを少しでも多くの人に知っていただきたいと思いから対談させて頂いております。
第1弾は、指揮者・佐久間 一平(さくま いっぺい)氏
第2弾は、渡邉 彩恵香(わたなべ さえか)さん
第3弾は、染村 成実(そめむら なるみ)さん
第4弾は、杉山 祐一(すぎやま ゆういち)さん
第5弾は、三浦 稔史(みうら としふみ)さん
第6弾は、小原 和花子(こはら わかこ)さん
と対談させて頂きました。
本日は、ヴィオラの永島 聡美(ながしま さとみ)さんと対談させて頂きました!
稲垣
それでは、永島さん、よろしくお願いいたします!
永島
よろしくお願いします!
稲垣
永島さんとは、実は意外な出会い方をしたんですよね(笑)
永島
そうですよね(笑)
稲垣
2018年の2月に行われたコンサートに実は、違う方が出演する予定だったんですが、急にお仕事の都合で出れないことになってしまい、演奏会直前にも関わらず、代打を引き受けてくださった、という出会いでした!今回も前回のコンサートと同じように、ヴィオラでの出演ですが、ヴィオラという楽器の魅力・こだわりを教えてください!
永島
ヴィオラとしてこだわりたいところは、ズバリ音色です。弦楽ならではの響きをつくるには、ヴァイオリンとチェロの橋渡しになるような、包容力のある音が必要です。つい耳をすませたくなる内声に憧れています。
稲垣
いいですね〜ヴィオラが包容力あると、一気に音楽のレベルが上がる気がします。なんなら一番大事な楽器と言っても過言ではない気がします。ところで、なぜヴィオラを始められたのですか??
永島
中学の弦楽部ではじめました。ヴィオラの先生におだてられて。笑
稲垣
おお、てことは、純粋なヴィオリストですね!上手なヴィオラはかなり希少価値が高いので、どこの団体でも引っ張りだこですね!今、どのような音楽活動をしていますか?
永島
大学オケのOB中心にオーケストラや室内楽を週末に練習しています。ずっと同じ仲間と音楽を続けられるぬくぬく感と、ちょっとずつ違う仲間と音楽してみるワクワク感で、毎日忙しいです。
稲垣
三浦さんもおっしゃっていましたが、職があり、週末は音楽漬け、こんな幸せなことはないですよね・・・!
永島
毎日感謝ですね。インフラが整った環境で、ある程度時間とお金に余裕があって、ご縁と機会があってこその音楽仲間がいて、自分も楽器も健康で…とか万全な音楽を目指す道のりって結構険しいはずです。
稲垣
確かに、日本は恵まれていますね、僕は安定した職についてないので、そこはなんとかやっていかねばと最近悩んでいますが、これらのバランスがうまく取れれば、音楽は、健康のための一要素なのは間違いありませんね。
永島
そうですね!特にクラシック音楽は、人類の歴史、その時代の精神を反映しているところが面白いです。作曲家など耳が良い人って、世界というか時代に敏感な気がします、今も昔も。そのような想いを馳せながら、毎日を過ごすことができることは、幸せですね。
稲垣
ところで、皆さんに聞いているんですが、クラシック以外にも音楽は聴いたりしますか??
永島
クラシック以外だと、何かよく分かんないんですけど妙に古いアニソン、ビートルズとか岩崎宏美とか、サザン聞いちゃいます。ディズニーとかミュージカルも好きです。
稲垣
いわゆる名曲ってやつですね。ミュージカルは僕も好きですね、音楽がいいです^^ では、最後に、いつもの、好きなものいっぱいあげてください!
永島
グリーンカレー、ジェノベーゼ、アボカド、イチゴ、プリン、にんにく、コーヒー、A.タメスティ、K.カシュカシァン、F.P.ツィマーマン、カルロス・クライバー、アマデウスカルテット、クワトロエベーヌ、ロイヤルコンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会ホール、ハンガリーの国会議事堂、東京駅、ドイツ、マルタ島、海外ドラマ、絵本、図鑑、うさぎ、ピカチュウ、妖怪ウォッチワールド
稲垣
にんにく、コーヒーの後に、人物がくるの笑ましたww カルロスクライバー(指揮者)は僕も、大好きで、子供の時からよく聴いています^^ ぜひ、また今度、話しましょう!本日はお忙しい中、ありがとうございました!
永島
ありがとうございました!
永島 聡美 / Satomi Nagashima
1991年生まれ。神奈川県出身。東京工業大学大学院社会工学専攻修了。中学の弦楽部でヴィオラを始める。大学時代は、早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団に所属。これまでにヴィオラを高橋正人氏、征矢健之介氏に師事。
出演するコンサート:名曲喫茶ミニヨン(2018年11月17日)、杉並公会堂小ホール(2018年12月22日)
Einmal 対談(第7弾)ヴィオラ 永島聡美「ヴァイオリンとチェロの橋渡しになるような存在」